楽しく賢くコスパよく!ひとり暮らしの楽しい大掃除方法!

12月 12, 2016 12:54 pm

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あっという間に今年も残りわずかとなりました。
12月は忘年会や年賀状の準備、年始の準備など何かと忙しいものです。

忙しい時こそ、生活の乱れを正すためにここは早めに大掃除といきましょう。
予定に忙殺されていると、あっという間に年末になってしまい、いざ掃除をしようものでも、
ゴミ収集が終了してしまい、ゴミを年明けまでためこむハメになってしまうでしょう。
掃除にもテクニックがあります。
汚れの用途によって使う洗剤を使い分ければ、しつこい汚れも簡単に落ちます。
ここではひとり暮らしの方向けの効率的な掃除方法をご紹介します。

大掃除は楽しいイベント!音楽をガンガンかけてエクササイズ感覚で

「掃除?超めんどう」掃除が好きな人でなければ、普通このように感じると思います。
ここは考え方を変えて「イベント性をもった楽しいダイエット祭り」として取り組むことにしましょう。
ダイエットを目的として、サウナスーツを着ながら床拭きなどをすれば沢山の汗をかくことができそうです。
また歌手になったつもりやダンサーになったつもりで歌い、踊りながら体を動かせばさながら「祭」気分。
まずは掃除のための楽しい環境づくりからスタートです。

さらに掃除への強制力をかけるために忘年会を自室で開催

よく、掃除になれていない方が感じる疑問として「どこまで掃除をすれば、掃除は終わりなのか?」
というものがあります。
その答えとして「その部屋に自信をもって人を呼べるか」という基準をもって掃除してみてください。
「部屋に友人を招待できる!」と思えたらそこで掃除は終了です。
さらに掃除した自室で忘年会を企画してみたら、掃除への意気込みはさらに上がるでしょう。
勝間和代さんの著書「2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム」で勝間さんが述べられていましたが、
「部屋に友人を呼べることは自分への自信にもつながる」とありました。個人的にとても共感した箇所です。しかも年末は飲食店が混雑していますし、自宅で忘年会を開催すれば外食よりも安く上がるうえに美味しいものも選んで購入することができそうです。ぜひ忘年会を自室で開催する目的で大掃除に取り組んでみてください!

効率的に掃除をするためのマストアイテム

掃除には洗剤など基本的なアイテムの他にあなたの保護するための道具も必要です。

●ゴム手袋⇒ゴム手袋でもOKですが、なるべく手に密着するような、使い捨てのゴム手袋(ニトリスゴム手袋)もおすすめです。しっかり手にフィットして細かい作業もできます。
●マスク⇒ホコリが舞いそうな掃除にはマスクがあると◎。
●ゴミ袋⇒パッパパッパと捨てられるように多めにゴミ袋をもっていたほうが効率的に進みます。
その他使わない歯ブラシやもう捨てるだけの古布など、汚れをとったらそのまま捨てられるものをいくつか用意しておくとラクに仕事がすすみます。

特に汚れがひどいところに繰り返し雑巾などで拭いて、それを洗ってまた拭くような作業は時間も手間もかかります。
捨てるだけの古布に洗剤を染み込ませておいて放置後、そのまま古布でふき取って捨てられれば手間も時間も短縮できます。

大掃除、どこから始めるのが正解?

さて大掃除のモチベーションが高まってきて、道具も揃ったら早速取り組んでいきましょう。
掃除の基本として「奥から手前へ」「上から下へ」という順番があります。

「奥から手前へ」というのは玄関から一番遠い部屋が「奥」、「手前」が玄関にあたります。
「上から下へ」というのはホコリなどが上から落ちてくるので、上から掃除するということです。
奥から、上からという意図は溜まった汚れやほこりを最後にすべて玄関から掃きだすため。
効率的に掃除をする第一歩です。

掃除の基本は「つけ置き」

片っ端からゴシゴシやっていては体力がもちません。掃除の基本は「つけ置き」で洗剤の力を最大限に発揮させてから始めます。

汚れを落とすのには時間がかかります。最低でも洗剤をつけてから1分は待ちましょう。コツとしては最初に汚れが目立つものをいくつかピックアップし、順番に洗剤をつけておくことです。例えば窓枠の汚れ、換気扇の汚れ、水回りの汚れなど、いくつか「つけ置き」を仕掛けておいて最初につけ置いたものから掃除を始めていけばその間に他のつけ置きが完了しています。

ちなみにつけた洗剤が流れないように、ティッシュをあてて洗剤を吹きかけたり等、洗剤がとどまる工夫も必要です。

汚れ別!エコで強力洗剤

汚れや部屋別、シーン別に色々洗剤は売っていますがすべて揃えるとなると、在庫になってかさばるうえに、
少し使ってずっとそのまま部屋の棚にあるという現象が起こりがちになってしまいます。
ここは小種類の洗剤を多様に展開していく方法をご紹介します。
環境にやさしいうえに、汚れ落ちもパワフル!

●セスキ炭酸ソーダ⇒こちらは油汚れ、血液汚れを強力におとしてます。よく台所周りの掃除の代表格である「重曹」もありますが、
セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ度が強く、水にも溶けやすいので油汚れでは重曹よりも強力に作用します。使い方は水に溶かして(目安500mlに小さじ1)
吹きかけます。セスキがその威力を発揮するのは換気扇のしつこい油汚れです。ぜひ試してみてください。あきらめていた油汚れが魔法のように落ちます!

●過炭酸ナトリウム⇒アルカリ度が重曹、セスキよりも高く、衣服の漂白や除菌、消臭に優れています。衣類、食器類の漂白につかえますし、カビの除去にも向いています。
カビが発生しやすい、洗濯槽の汚れ除去にもよいでしょう。スニーカーなどの漂白にも使えますが、ウールや絹、色落ちしやすい衣類(アルカリに弱い繊維)には使わないでください。

●重曹⇒重曹は何より食用にも使われる安全性の高さで肌にも負担がなく、ナチュラルな洗剤の代表格といえます。水に溶けにくい性質なので、研磨を活かすような掃除に
向いています。また鍋の焦げ付きも重曹を入れた水を沸騰させたら簡単に焦げがはがれていきます。消臭効果も優れているので魚焼きグリルに重曹を敷き詰めておけば、油も吸収くれるうえに魚臭さも残しません。

●クエン酸⇒水垢や石鹸カスなどの洗浄に向いています。安全性も高いので水に溶かして常備しておけば、風呂おけ、台所のシンク、蛇口、まな板、電気ポットなどに食べ物を扱う箇所にも気軽にふきかけておくことができます。

台所など、食べ物を扱う場所の掃除は衛生を保つ上で必要なことですが、同時に刺激の強い薬品を使うことは薬品の落とし残しが口に入ってしまうリスクもあります。
なるべく環境と人に優しい洗剤を使うことが、こうしたリスクも防ぐことができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
年末のちょっと憂鬱だった大掃除もあなたにとって楽しいイベントとなってくれたら嬉しく思います。
また上記にご紹介した水で薄めた洗剤を常備しておき、気づいたときにシュッシュとふりかければ、
ずっと綺麗な状態を保つことができます。
これを機に掃除がしやすい環境も整えてしまえば、大掃除など必要ないいつでも綺麗な部屋をキープすることができるでしょう。
早めに大掃除が済めば気持ちよく忙しい年末も乗り切れますよ。ぜひ今度の週末に取り組んでみてください!

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