引越しや模様替えで欲しくなった家具はDIYしてしまおう! 初心者でも始めやすいDIYのコツ。
2017.02.23
引越しや部屋の模様替えの季節。
新しい家具を揃えたいけどなかなか自分の好きなデザインやサイズがぴったり合うものがみつからない・・・
そんなお悩みをもっている人は、いっそ自分の思い通りの家具を作ってみてはいかがでしょうか?
今はDIYキッドで材料一式そろったものから、100円ショップなどで購入できるアイテムを組み合わせるところから初めてみても面白そう。
ちょっとした模様替えが面白くなって趣味が高じて職人の域まで技術がたつ「DIY女子」まで誕生する今日この頃。
あなたもDIYの世界を覗いてみませんか?
(※DIY=Do it yourselfの略、直訳すると自分自身でするという意味ですが、日本では日曜大工のようなイメージです。)
このページの目次
DIYは結構な初期投資が
早速DIYを始めよう!と思っても、DIYには道具が大事。
DIYで使う道具は普段から家にあるものではありません。
道具を揃えようとするとざっとこのぐらいの道具が必要になります。
●のこぎり
●電動マルノコ
●ジグソー
●サンドペーパーとサンダー
●カダヅチ
●ドライバードリル
●塗装のための道具(ハケ、マスキングテープ、ロールシート、ローラーバケ、ペイントペール、)
●接着剤
●ペンキ
それ以外でも専用の定規やコンパス、メジャーが必要になるでしょう。
これを見ると一気にやる気が失せてきますね。こんなに初期投資がかかってこれらの道具を
使いこなさなきゃいけないなら、「最初から既製品を買ったほうがいいわ」という話になるでしょう。
最近は工具レンタルやDIYの作用スペース施設が充実!
しかし大丈夫。いきなり全部そろえなくても最近は工具のレンタルがあります。
しかも設計やペイントするための施設があるところも。
店で材料だけ店で購入すればあとは工具をレンタルして、その施設で作ることができそうですね。
参考
DCMカーマhttps://www.kahma.co.jp/
カインズDIYスタイルhttp://www.cainz.co.jp/diy_style/
島忠http://www.shimachu.co.jp/homecenter/diy_wood.html
DIYの手はじめ、まずは家具の塗り替えから
いきなりのこぎりやジグソーを使いこなせるものではありません。
まずは手はじめとして家具の塗り替えに挑戦してみてはいかがでしょうか?
塗り替えだけなら使う道具はそんなにありません。
単純に色を塗り替えるだけなら以下の道具でできます。
【道具】ドライバー(椅子の場合座面を外すため)とサンドペーパー(240番と400番)
【材料】スプレー塗料
その他、新聞紙、軍手、ゴーグル、マスク、ウェス
作業の流れ
①まず椅子などの場合は座面などをはずしておく。作業する場所に新聞紙などを敷いておく。
②塗る箇所に丁寧にサンドペーパー(240番がおすすめ)をかける。このとき木目に沿ってかけるとよい。細かいカスをウェスで拭く。
③まずは目立たない箇所からスプレー塗料をかけて試し塗りを。よければ裏側などから塗り始める。
④一旦すべて塗ったら乾かし、再度サンドペーパーで磨く。塗料の塗りの状態がよければサンドペーパー400番、ざらついているようであれば240番がおすすめ。
⑤重ね塗りをして乾かして完成
注意:塗り替えは晴れた日の外か、屋内であれば必ず換気をしながら行いましょう。
塗り替え上級編:アンティーク風に塗る
ちなみに簡単なテクニックで家具をアンティーク風に仕上げることも可能です。
【道具】ハケ・サンドペーパー(座面がついた椅子ならドライバーではずしておく)
【材料】水性塗料、ホワイトとこげ茶を用意(濃淡の組み合わせならこれ以外でもOK))
その他、新聞紙、軍手、バケツ、ウエス
①作業する場所に新聞紙を敷き、家具をサンドペーパー(240番)で全体をこすり研ぎくずを払う。
②こげ茶の塗料を水で薄めてハケがスムーズに動くぐらいの状態にし、裏側から塗る。
③ごげ茶の塗料を塗り終え、かわいたら、サンドペーパー(240番)をかける。
④その上から同様に水で溶いた白色の塗料を塗る。上塗りは少し濃いめに溶くとよい。
⑤いったん乾燥させて再びサンドペーパー(240番)をかけて、再度白色を重ね塗りする。
⑥かわいたら80番のサンドペーパーで擦り、アンティーク風の表情を様子を見ながら出していく。
コツは家具の角を削るとアンティーク風の風合いが出やすい。
⑦最後に240番ののサンドペーパーを全体にかけて完成。
このように今ある家具の雰囲気を変えるのは道具も少なく初心者でも挑戦できそうです!
DIYはプランニングがキモ!DIYのプランニング基礎
DIYの工具レンタルや施設が充実しているならば「本格的に家具を作ってみたい!」と挑戦してみたくなってきますよね。
そこでDIYで何かを作るとき、しっかりとしたプランニングが大切になってきます。
あやふやなまま、「何かと便利な棚でもつくろっかな」というぼんやりとしたイメージのまま
作業をはじめてしまうと、途中で「これからどうする?」と作業が止まってしまいます。
プランニングは4段階で進めて行きます
①形状・寸法
何をどんな形状でつくるかプランを練る
最初に構想をじっくり練って完成イメージをしっかり描く
これで作業に迷いがなくなる
カタログやインターネットに「まさにこんなものを作りたい!」というものが
あったらスクラップしても◎
②設計
次にラフスケッチを書き、細かい部分も決める。
溶接はクギか、ボンドが背板はいれるか、扉などるけるか
展開図を書いて必要な木材のサイズや量を計算。
③素材選び
無垢素材や合板、集成材など、自分の好み家具などの耐性に会った素材を選ぶ
④木取り
展開図をもとにどう板材をとるか材料に無駄がでないように考える。
これが結構難しく、どんなサイズの板材を使うかによっても木取りはかわってくる。
まとめ
好きな人はハマるDIY。もしかすると一度やってみたら楽しくなって新しい趣味の新境地が開けるかもしれません!
簡単な家具が欲しいとおもったら、ぜひDIYにチャレンジする価値はあるのではないでしょうか?