自力の引越しや新年度準備で疲れた体を1分でも早く回復させたい!疲労回復の一番の方法はコレだ!

3月 22, 2017 10:23 am

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引越しや新年度の準備忙しい毎日を過ごしている方も多いと思います。
みなさん、その日の疲れはその日のうちにとっていますか?

実は本当の疲れの原因を知らないために、間違った疲労回復方法を行っていては、疲れは「取れたつもり」になっただけで、実際はまったく回復できていない場合が多いのです。
この記事では正しく疲れをとり、体を回復させる方法をご紹介します。

疲れたらその日のうちに回復しておくことはアンチエイジング対策としても有効ですし、あなたの日々のパフォーマンスにも影響してくるでしょう。

あなたはどんな方法で疲れを癒していますか?

よくある疲労感が回復したと思う一般的な方法は以下の通りです。
あなたには心当たりがありますか?

●笑い
●アニマルセラピー
●温泉・入浴
●マッサージ
●体操
●栄養ドリンク
●漢方薬
●音楽療法
●正しい姿勢
●コーヒーやお茶

これらは一時的に「疲れた取れた感じ」にはなるかもしれませんが、ほとんどの方法がその場しのぎの対処となっている可能性が大きいです。
また栄養ドリンクによく含まれている「タウリン」という成分も実際疲れが取れるという科学的根拠はあやふや。
また営業ドリンクを飲んだことがある方ならわかるかもしれませんが、ドリンク剤を飲んでしばらくは元気が出て一時的に興奮状態になるかと思いますが、
その効果が切れたあと押し寄せる疲労感は半端なく重いものではありませんか?
私も色々な栄養ドリンクを飲みましたが、その反動がつらくて結局飲むのはやめてしまいました。

コーヒーやお茶に含まれるカフェインに関しては自立神経の働きを高める、集中力を高め作業効率を向上させる、運動能力を向上させるといった効果を示す実験結果があります。
しかしこれはあくまで一時的な作用。本質的に機能を高めているわけではないのでご注意ください。
またカフェインの覚醒作用のリバウンドもあります。効果が切れたときに眠気や疲労感が増強することも。くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。

スタミナ食を食べれば食べるほど疲れます

一般的に「スタミナ食」といえば、焼き肉、うなぎ、ステーキなどエネルギー高めの食事ですよね。
これがエネルギー不足を補うと言われていたのは戦前戦後の話。今はむしろエネルギー過多で、高カロリー食の取りすぎによる生活習慣病、メタボリックシンドロームのほうが問題です。
また上記のような「スタミナ食」には脂質が多く含まれ、消化に時間がかかり胃腸に多くの負担をかけ、内臓を疲れさせます。
事実、焼き肉をお腹いっぱい食べても、そのあと運動できますか?おそらく横になりたくなりますよね。

現代の疲れはエネルギーを摂取していても感じるもの。今は運動疲れを感じたなら運動でで失われたミネラル分の摂取をしたほうがよっぽど疲労回復に繋がります。

じゃあ結局この疲れは何か?

現代の人が感じる多くの疲れの原因は「活性酸素」です。
これは仕事でのデスクワークも、運動で感じる疲れも同じ。この「活性酸素」が体の細胞を傷つけて老化などの原因になります。

それでは発生した「活性酸素」はどうすればよいのでしょうか?
色々な要素がありますが、ここは簡単に申し上げますと活性酸素によって傷ついた細胞を修復すればよいのです。
何が傷つけられた細胞を修復してくれるのか、これは「疲労回復物質FR」という体内物質です。

「疲労回復物質FR」の体内の働きには個人差があります。つまり疲れやすい人と疲れにくい人がいるということ。
そしてこの「疲労回復物質FR」は若い人に多く、歳を重ねるつねに少なくなっていきます。

「じゃあ疲れは歳のせい?」と片づけたくなりますが、「疲労回復物質FR」は鍛えることもできるのです。

極端な例ですが、普段仕事も運動もしない人が、急に運動も仕事も始めたらものすごく疲れを感じ、場合によっては疲労感が何日も続いてしまうでしょう。
そして運動はしていないが、毎日仕事をしている人が運動をはじめたら、仕事をしているだけだったら、週末の休みで疲れがとれたのに、運動もはじめたら週末までつかれを持ち越してしまった・・・

こんなシュチュエーション、何となく理解できるのではないでしょうか?
このからくりは普段「疲れ」を感じず、体内の「疲労回復物質FR」の出番がないと、「疲労回復物質FR」も次第に反応性が低くなってしまうのです。

疲労回復が見込める6つの方法

以上のことから、疲労回復にはなかなか即効性のある方法がないことをご理解して頂けましたでしょうか?
普段から「疲労回復物質FR」を体内で鍛えていくことが、疲れを回復しやすい、また感じさせにくい体づくりになるのです。

それでも「この疲れをすぐに何とかしたい!」と思う人がほとんどでしょう。
そこでお勧めの披露回復方法を下記にご紹介します。

●睡眠
肉体・精神的な疲労すべてに役立つ方法。睡眠時間が少ないと細胞の修復が追い付きません、もし夜の睡眠が不足していると思ったら積極的に昼寝をしましょう。
昼寝のコツは昼寝前にカフェインを飲むこと。カフェインの覚醒作用は服用後30分後です。コーヒーを飲んで横になり30分横になったりうつ伏せになって目を閉じたら、
ちょうど目覚めの頃にカフェインの覚醒効果が働き、スッキリ目覚められるでしょう。

●抗疲労成分のある食事
これは抗酸化作用といういわゆるアンチエイジング食品です。そして「イミダペプチド」という抗酸化作用が含まれる食品が疲労回復の最強成分。
この「イミダペプチド」という成分がある食品は色々ありますが、最も多く含まれているのは鶏のムネ肉分部です。
また酢や梅干し、レモンに含まれる「クエン酸」も効果的です。

●軽い運動
ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、息が上がらない程度の軽い運動は「疲労回復物質FR」の反応を高めてくれます。
またデスクワークが多い人は姿勢を伸ばしたり、足を振ってみたりするのも効果的。人はずっと同じ姿勢をしているほうがむしろ疲労を感じるのです。

●緑の香り
アロマオイルやお香が癒しアイテムであるように、「香り」は疲労回復に効果があります。
特に緑葉の香りの成分が疲労回復に効果的であることは化学的に証明されています。
お手軽な方法は緑茶の缶を開けた時の香りをかぐこと。特に新茶には「青葉アルコール」という成分が高く含まれており、疲労回復に効果的です。

●気分転換
目をつぶる、窓を眺める、音楽を効く、久しい仲間とおしゃべりすることが、疲れを感じにくく作用があります。
あとおしゃべりしながら折り紙を折るということも、癒しの効果が高いことがわかっています。

●半身浴
熱いお風呂が好きという方もいらっしゃるかもしれませんが、熱いお風呂は体にとってストレスとなり、活性酸素を発生させてしまいます。
疲労回復効果の高いお風呂の入り方はぬるめのお湯につかって、全身の血行をよくすること。足のむくみや老廃物を出す意識で湯船につかりましょう。
しかしいくら気持ちがよくても、全身浴というのは少なかれ体を疲れさせます。
疲れを取るという目的であれば効果が高いのは半身浴です。
とはいえ「ゆっくり湯船につかりたい!」という人は38℃から40℃ぐらいに15分つかるのが疲れを感じさせにくいですよ。

まとめ

今の時期から4月下旬まで、引越しや新生活に慣れるためにストレスを感じたり、疲れが溜まったりする時期でしょう。
この疲れを引きずると5月病のような無気力感にもつながりかねませんから、なるべく疲れはその日のうちに癒せるようにしたいですね。
何事も無理は禁物。疲れたと思ったらすぐに布団に入るのが手っ取り早い方法です!

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