自分を解放する「断捨離」のススメ入門編

12月 14, 2016 11:50 am

ddefa7b7910e0d9f2d099b00fb4357f8_s
「断捨離」や「ミニマリスト」(最小限のモノで暮らす人)などの言葉が生まれるように必要以上に物を持たない人が増えています。
物を持たない生活は、掃除がラク、モノのメンテナンスにお金も手間もかからないからラクという理由がありますが
何より「心がラク」になるという意見が多いために、ミニマリストや断捨離に励む人が多いように思います。
特にひとり暮らしなら、すべてのモノの管理をしているご自身にとって物を持たない生活がダイレクト影響を及ぼします。
モノを持たない生活はあらゆるわずらわしさを排除し、快適な自室での生活が期待できそうです。
この記事では、「物モノを持たない生活をスタートしてみたい」と思っていらっしゃるあなたに、断捨離への一歩「入門編」をご紹介します。

なぜここまで「断捨離」や「ミニマリスト」が流行するのか

なぜこんなにも「断捨離」や「ミニマリスト」の書籍などが多く出版され推奨されているのでしょう?

まず「断捨離」の言葉の意味をご存知ですか?
これは単にお片付けの方法論ではなく、ルーツはヨガの「断行、捨行、離行」を書籍「断捨離」の著者、やましたひでこさんが新しい片付け術として提唱されたものです。
「断」はモノを断ち切り、モノの流入を意図的に断ち切ること
「捨」は本当に必要なものだけを残し、モノの要、不要をジャッジすること。これは物質的にも精神的にも同様で、モノへの心の執着も手放していきます。
基本的にこの「断」と「捨」の行動を繰り返し、最後に
「離」という精神的に心が軽やかになり、モノの執着から解放された状態となることです。

断捨離はモノをポンポン捨てていくことではなく、自分にとって「今」何が必要で、何が不要なのかをしっかり見極められるようになることを指します。
「今の自分」をしっかり見つめること、「自分軸」の価値観をしっかり持つことがが断捨離成功のカギといえるでしょう。

はじめは1日1か所、15分ぐらいからやってみる

断捨離はいっぺんにいきなりできるものではありません。まずは台所の下の棚を15分だけやってみるなど、場所と時間を決めて取り組んでみてください。
玄関周り、クローゼット、寝室・・・ローテーションを組んでみて繰り返し取り組んでみるとよいかもしれません。

最初は「これは捨てられない」「これがないと心配」という想いが強く、なかなかモノを手放せない事が多いと思います。
もちろん、今のご自身にとって本当に必要なものであれば捨ててはいけません。
難しいのは最初にお話した「断」と「捨」の繰り返しの中で起こるモノのジャッジです。モノのジャッジを繰り返していく間に、「本当に今の自分にとって必要か?」と
いう疑問の答えを探すために自分自身が本当に大切にしているもの、自分軸の基準を明確にしようと思考が働きます。

最初はこの思考が疲れる作業だと思いますが、これは次第に慣れてくるとジャッジが早くなり、さほど疲れてくることもなくなるでしょう。
つまりそれは「今の自分に本当に必要なものは何か」ということが明白になってきたことを表します。つまり自分の軸が形成されてきたのです。

ポイントは「捨てられない」と思っているのは過去の栄光や「あの頃はよかった」みたいな、心を後ろ向きにさせるものであることであるかに気づけるかということです。
買いだめするのは未来への不安で「今」のあなたにとっては過剰なものではないのか、「これは控えておいたほうが良い」と思っているものは、それが活用される日が想像できますか?

必要最低限以外の家電は買取サービスを賢く使おう

断捨離が慣れてくると、色々なものに対して「これは今の自分にとって必要か?」という思考が定着し、自分にとって要か不要か見極めが上手くなってきます。
すると今まで自然にそろえていた家電に対しても疑問がわいてくるかもしれません。
体調を崩さないレベルの必要最低限の家電があれば、自分にとって十分ではないかという思考も生まれることがあるかも。
例えば、電子レンジではなくガスで温めたほうが美味しく、健康的である点もありますし、最近はテレビを持たない人も増えました。
情報はインターネットから十分に手に入りますし、テレビを持たないことでついついテレビがついていると見てしまい、
ダラダラと時間が流れていくこともなくなることでしょう。
試しに、稼働率が少ない家電は思い切って売却し、もし「やっぱり必要かも」と感じたら家電をレンタルするのもおすすめです。
家電類は修理、維持、処分にもお金や手間がかかります。上手に手放せる環境を整えておくと気持ちもラクですよね。

続けていくと、心が軽く自己肯定感もアップ

モノが少なくなっていくと、心が軽くなってきませんか?そのモノからの開放感のような精神的な軽やかさを味わい、もうモノだらけの生活に戻れなくなるのです。
また大切にしまっておいたブランド物の大事な服、お客様用のよい食器などを持っている人はそれを普段使いに変えてしまいましょう。
良いものを普段使いすることの「自分への許可」を行うことで自己肯定感も上がることでしょう。もっと自分自身をもてなすのです。
断捨離を続けて行くことで自分の周りに残るのは「持っていることで自分がいい気分になる」ものだけ。思考の主導権が「自分」になり、さらに自信も持てそうです。

ちょっとした裏技でモノの代用が可能

【スピーカーの代わりに・・・】
例えばスピーカーがなくても、工夫次第でスマートフォンの音量をアップさせる裏技として陶器製のコップに
スマートフォン本体を入れて聞いてみてください。音量、音質ともにアップるすように聞こえませんか?
ちなみにコップの深さは深いほど良いと思います。(※あくまで個人の主観です)
またそれ以外にもスマートフォンのイヤホンジャックにステレオミニケーブルを挿し、それをパソコンのライン入力に接続して
出力すればパソコンをスマートフォンのスピーカーとしても活用できます。

【マルチに使える!水だけで落ちるメラミンフォームのスポンジ】

水だけで強力に落ちるメラミンスポンジは台所用洗剤が必要ないぐらい、食器を綺麗に洗えます。しかもメラミンフォームのスポンジは床、シンク、壁など、
あらゆる箇所の掃除に使えるうえに、力を加えなくても簡単に汚れが落ちます。色々な掃除にマルチに使え、あらゆる洗剤を不要にしてくれるでしょう。
≪参考≫
レック 激落ち ポイポイ ( メラミンスポンジ )
※使用前に使用上の注意をよくお読みになりご使用ください

まとめ

いかがでしたでしょうか?今まで色々なモノに当たり前に囲まれて暮らしてくると、自然とモノをそろえることが当たり前になってきてしまいますが、
それはメディアや人の影響が多くあります。そうなると次第に「自分の軸」ではなく、世間の軸、他人の軸に自分を合わせがちになってしまい、
それらに自分が縛られてしまうということに繋がりかねません。
なんとなく感じる生きずらさや不安もそういうところからきているともわかりませんよね。
まずは年末の大掃除も兼ねて始めてみると良いかもしれませんよ。あなたの生活がさらに快適に生まれ変われますように!

ページトップへ