ひとり暮らしの健康管理!オイル徹底活用法
2017.04.21
すっかり春めいて暖かい日が続く今日この頃。
次第に薄着になってくるとダイエットに挑戦しようか気になる人もいるのではないでしょうか?
今回は脂っぽいものが好きな人や外食が多い人に捧げる、オイル活用法をご案内します。
「オイル?!」と思われたかもしれませんが、脂と油の違いをご存知ですか?
またオイルがもたらす脳への影響も大きいのです。
今回はひとり暮らしの食卓で簡単に実践できる、目的別のオイル活用法をお伝えします。
このページの目次
脂と油の違いを知っていますか?
まず脂と油の違いですが、簡単にいうと常温で固まるのが脂。常温で液体なのが油で、
脂は体内に蓄積しますが、油は体内に蓄積されません。
「脂」は動物性油脂、そうお肉についている脂です。
「油」は主に植物性油脂や魚の油をいいます。
じゃあ植物性油脂だったら取りすぎても大丈夫なの?という疑問をもたれるかもしれませんが、
植物性油脂の種類によります。
例えばαリノレン酸が豊富な油はさほどの量でなければ取りすぎても問題なく、むしろ積極的に摂取したいもの。
よくスナック菓子などに使用されている植物性油脂でリノール酸という酸を含むものは大量に摂取するとアトピー等のアレルギーを引き起こす原因になりますので
注意が必要です。
αリノレン酸は体感でその良さがわかる!
今やスーパーでも販売されている「アマニ油」か「エゴマ油」
これらが油の中でダントツに良いのは人間の体の中で生成できないαリノレン酸が含まれており、
この体への効用が素晴らしいのです。血行促進や脳の活性化、目に見える効果として美肌効果があります。
個人的な感想ですがしばらくこの油を摂取すると指先が潤ってくるのです。また安価な油にはご注意ください。
質が悪い場合があります。この油に関しては摂取していれば効果が体感しやすく、安価な油だと効果を感じなるなるのでとてもわかりやすいです。
これをあらゆる食材にかけて食べましょう。
おすすめは冷奴、納豆、お味噌汁、サラダ、などにそのままかけて食べます。
αリノレン酸は熱に弱く熱を加えると酸化してしまうので熱い料理には向いていませんが、スープ等に加えるぐらいであれば問題ありません。
人によって好みがありますが個人的には「エゴマ油」がアマニ油と比べてクセが少ないように感じます。
テストや、頭の回転を求められる仕事にはこの油
知っていましたか?脳の約60%は油でできています。
脳の情報伝達能力などは摂取する油にも影響されるでしょう。
もし近日中にテストがある、または仕事で頭を使う!という人は青魚を積極的に摂取されることをおすすめします!
青魚に含まれるDHAもDHAやEPAは脳の機能を高めて神経回路の流れをスムーズにする働きがあり、
細胞膜は柔らかくしなやか。つまり多くの情報を確実にキャッチして速やかに神経細胞へ送ることができるのです。
これはどうやって摂取するのが効率的かというと、ズバリ「缶詰」。
缶詰は缶ごと調理されているので、油や骨などを余すところなく食せるところがポイントです。
イワシ、サンマなどの青魚の缶詰をそのまま頂くことが油から骨のカルシウムまでまるっと摂取できます。
さらに記憶力をあげたければ和食中心の食事を
豆腐、みそ、納豆にある栄養素「レシチン」が神経伝達物質をつくり、記憶力アップに効果があると言われています。
上記のように大豆が原料の加工食品なのですが、大豆をそのまま食すよりもみそのような加工品がもっとも効率的に摂取できますよ。
朝はマーガリンなくココナッツオイルを
忙しい朝、食パンにマーガリンを塗ってくわえながら部屋を出る、マンガのような人はみたことがありませんが、
朝は食パン1枚という人も多いのではないでしょうか?であればその食パンにつけているものをココナッツオイルにかえてみませんか?
ココナッツオイルはビタミンEを含み、美肌効果、健康効果が高いオイルでパンにとてもよく合います。
またココナッツオイルとハチミツを塗った食パンは絶品です。
ココナッツの香りが嫌いでない方は是非試してみてください。
またマーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸は、ラードと同じような体に蓄積する脂肪です。
これは通称「食用プラスティック」と呼ばれ、過剰摂取は健康を損ねる危険性がありますのでご注意ください。
まとめ
いかがでしょう、ひとり暮らしの食卓に良質な油を置くことですぐに健康的な食事に変えることができますし、
缶詰など、選び方次第で上手に栄養素をあなたの望むパフォーマンスごとに取り入れることができます。
ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね。